L子とM男は互いに愛し合っていました。
二人は大きな川を隔てて隣同士の村に住んでいました。
川に橋は無く、会う時は渡し舟を利用していました。
大きな台風が来て、川が氾濫し、洪水が二つの村を襲いました。
かなり大きな被害になり、死傷者がたくさん出て、お互いに消息がつかめません。
L子はM男のことが心配でたまらず、嵐の中を船着場まで行き、船頭Pに必死に頼みました。
「命をかけるんだから、500万円くれたらやってみるけど」
L子はそんなお金を持っていなかったので、別の船頭Sに頼みました。
「わかった、でも、死ぬかもしれないので、君を一度だけ抱かせてくれ」
彼女は大いに悩みましたが、船頭Sに体を与えました。
向こう岸に無事渡ったL子はM男を見つけることができました。
船頭Sとの行為を打ち明けたとたん、M男は、
「そんな女性とはつきあえない、別れよう」
「私はあなたが心配でたまらず、死を覚悟して渡ってきたのに」
L子は失意の元、村へ帰り、泣き明かしました。
彼女のことが好きだったH男は、泣いている彼女に「どうしたの?」と尋ねました。
一部始終を聞いたH男は、彼女をなぐさめ、やがて二人は結ばれて幸せな家庭を築きました。
※さて、この5人の登場人物を好きな順番に並べて下さい。
答えは、前のブログ記事で!
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